きちんとしたフィラリアの予防薬を投薬することにより、愛犬をフィラリアから守ることができます。フィラリアが犬の心臓に寄生してしまうと、確実に寿命が縮まります。また、心臓に負担が掛かるため、犬の元気がなくなったり、体重が減ったりします。また、一度、心臓に寄生してしまうと、その駆除は難しくなり、動物病院での本格的な治療が必要となり、多くの治療費が掛かります。そのため、定期的な予防薬の投薬がとても大切です。
予防薬については、内服薬が一般的であり、月一回この内服薬を投与することにより、フィラリアを駆除します。内服薬のタイプは、錠剤タイプ、粉末タイプ、チュアブルタイプがあります。特に、チュアブルタイプは、比較的に投与し易く、犬も嫌がることなく食べてくれるケースが多いです。また、予防薬を投与する期間についてですが、これは、蚊が飛んでいる期間によって変わってきます。まず、投与を始める時期ですが、蚊が飛んでから1カ月後から始めます。投与を終える時期については、蚊を見なくなってから1カ月後となります。この期間に、月一回、予防薬を投与することによって、確実にフィラリアを予防することができ、愛犬の健康を守ることができます。